生活を豊かにする製品を「かたち」の力で実現すること。これがインダストリアルデザインの使命です。変化する社会で企業が製品の魅力を確実に訴求し、その価値を持続的に高めることはますます難しくなっています。今日の製品には従来にも増した強い独自性と、成長を続けるための柔軟性が必要になっています。私たちが開発した「Continuous Design」（連続性のデザイン）は、成長する製品のためのデザイン手法です。デザイナー自らがラフスケッチを描く感覚で行う新しい3Dデザインプロセスで、以下の4つの連続性を可能にしています。

Continuous Improvement（使いやすさの継続的な改善）
Continuous Beauty（機能から導かれる自然な美しさ）
Continuous Process（デザインプロセスの統合）
Continuous Identity（ブランドを「育てる」ための手法）

「Continuous Design」では製品のモデリングや図面化に際して、従来の規則的な寸法の概念を必要としません。様々な要件を柔軟に盛り込み、製品の特徴を自然に反映させた美しい造形を導くことが可能です。使いやすさと美しさを兼ね備え、製品単体からシリーズ全体まで、調和のとれたデザインを生み出します。私たちは「Continuous Design」で、進化したインダストリアルデザインを実践していきます。

Established by product designer Hisakazu Shimizu and design director Eizo Okada in July 2012, S&O Design is a design company specializing in industrial design. Hisakazu Shimizu was chief designer of Canon’s IXUS series of compact digital cameras. Shimizu has also been active as an independent designer since the early 1990s. Eizo Okada has been involved as a design director in the planning and development of numerous exhibitions and products. Since joining the Ribbon Project in 2003, he has contributed to the development of many interior products that use ribbon as their key material.